メトロポリス http://www.metropolis-movie.com/
人類とロボットが共存する巨大未来都市・メトロポリス−その繁栄は、 高度に発達した科学文明を享受する地上都市と、取り残され貧困にあえぐ地下都市から成り立っていた。 やがて、この都市に生きる人間とロボット、そして繁栄する地上都市と地下世界との間に一触即発の対立が始まる。 その激しい混乱の中、生まれ落ちた人造人間−ティマ。 ロボットと人類の、そしてメトロポリスそのものの運命が自分に託されていることを、彼女はまだ知らない…
8ヶ月ぶりの映画。なんでこの映画を観に行ったかと言いますと...。
『「夢に10万馬力を!」手塚治虫 漫画大全集 DVD-ROM』
http://www.tezuka-dvd.com/
を購入したんすよ。
で、何から読もうか考えて...ちょうど現在公開中の映画「メトロポリス」の原作から読むことにしまして。
んで、半世紀前に描かれた漫画なのにオモシロかったんで、映画を観に行くことにした、というわけで。
本題の映画の話。
画像は素晴らしいですね。ジグラットといい、花火といい、そのキレイさに圧倒されました。
また、手塚治虫得意のモブシーン(1画面に大勢の人がいて、てんでばらばらの事を話しているシーン)
も表現できてました。
しかも、大音響の音楽も最高でした。映像と音楽がぴったりと合っていて、
映像と音楽に圧倒されて鳥肌が立つシーンもありました。
が、ストーリーは...はっきり言ってイマイチでした。キャラが立ってません。
原作では両性具有のキャラだったミッチイを女性のティマにしたのは良いと思いましたが、
書き込みが弱いせいで薄っぺらい存在で終わってしまった気がします。
また、なぜティマがあのイスに自ら座ったのかが謎。良く分からん。
こうなってしまうのなら、思い切ってアトラスの反乱をバッサリとカットして、
もっとティマとケンイチとのエピソードを入れたほうが良かったのではないかと。
最後のジグラット崩落シーンも、どうなんだろう、あれ。すべて壊して終わりとは...
あのシーンで「天空の城ラピュタ」を思い出したのはおいらだけではあるまい。
ケンイチが落ちてゆくティマを助けるシーン。こんな感じにしてもよかったかと。
落ちてゆくティマの手を取ったケンイチ。
ケンイチ「ティマ...」
正気に戻るティマ。開いていた瞳孔が元に戻る。
ティマ「...ケン...イチ?」
ケンイチの手を握り返すティマ。安心するケンイチ。
ケンイチ「ティマ!」
しかし、ハッとして何かに気づくティマ。ケンイチに微笑み、手を放す。
ケンイチ「ティマ〜!」
穏やかな笑顔を見せて落ちてゆくティマ。
あ、でもこれだとティマが自我に目覚めてないと不自然か...む〜。
ま、まぁ、この映画、素晴らしい素材の味付け方法を間違った、という印象がぬぐえないんですよねぇ。
そうそう、おいらは原作を読んでさらに映画を観たにもかかわらず、
オモテニウムってなんのことだかしばらく分かってなかった。むー情けない...。