のび太の魔界大冒険
PCBE-50151/1984年/¥3,800
ポニーキャニオン
魔法にあこがれるのび太は、ドラえもんのひみつ道具「もしもボックス」で、世の中を魔法の世界にしてしまう。 しかしのび太は、ここでもみんなのようにうまく魔法が使えない。 そんなある日、のび太たちは、「魔界接近説」を唱える魔学博士の満月先生とその娘、美夜子に会う。 満月先生は魔界が地球に接近し、地球が滅亡の危機にあるというのだ!?
これ、月刊コロコロコミックで原作をリアルタイムで読んでいたので、けっこう思い入れのある映画です。
春休みに実際に観に行ったし。
この作品、ストーリーが見事ですね。石像と化した、ドラえもんとのび太があのように繋がっているとは思いも寄らず。
また、ドラミちゃんが出演しているのが良かったり。
しかし、ドラミちゃんがフルに出演していたら、決してあのような大事件にはならんですよねぇ...。まぁそれは置いといてと。
ゲストキャラの美夜子も、魅力的に描かれていて良いですね。
剣を片手に魔法を駆使したり、大魔王デマオン(デーモンのもじりだろうなぁ)に突撃していったり、
のび太に『魔界歴程』を託して飛び出していったり...。
ちゃんと計画的に物事を進めていったのかと思いきや、魔界に乗り込んでからは、
すっかりドラえもんの道具に頼り切りなのはどうかと... (-_-;
ま、まぁ、それもこれもひっくるめて、ドラ映画のゲストキャラNo.1に昇格です。
内容以外の話をすると、たしか、アニメ映画で初めてコンピューターグラフィックを使用したとかで、話題になったような。
タイトルの「ドラえもん」が出てくるところとか、魔界の入り口のオーロラとか、宇宙を飛行するときの星の動きとか。
映画館で観てえらく感動した覚えがあります。
主題歌は小泉今日子が歌っていた「風のマジカル」なはずですけど、DVDではすっかり削除されてまして...
なんでも、小泉今日子サイドとのごたごた?で、このような状態になってるとか。
う〜ん、こうなるとなんとかしてまた聴いてみたい、「風のマジカル」。
出来が良い映画なんで、ドラ映画には禁物?のつっこみをいくつか。
■1■科学文明のかわりに魔法文明が発達したとしても、宇宙に空気はないのでは?
実際に原作を読んだときに思ったんですが、科学文明だろうが魔法文明だろうが、それは地球だけのことでしょ。
「科学文明のかわりに魔法文明が発達したら」ではなく、「科学文明が発達する宇宙ではなく、魔法文明が発達するような宇宙だったら」が
正しい表現なんでしょうか?む〜?
■2■美夜子は『魔界歴程』を読むことができたのでは?
ネコになった美夜子が話をするために、「翻訳こんにゃく」を食べるのですが、そのとき『魔界歴程』も普通に読めるようになるんじゃないかと。
実際、のび太がドラミちゃんから「翻訳こんにゃく」を手渡されて『魔界歴程』をスラスラ?読んでいるんですしねぇ...。
「翻訳こんにゃく」は一種類の言語しか理解できるようにならないとか...?
■3■どうして「道路光線」を北北西に向けられたの?
「帰らずの原」で迷いに迷って、結局は「道路光線」を大魔王の住む城のある方角、
「北北西」(出典は明らかに「北北西に進路をとれ」ですね)に向けて、無事に「帰らずの原」を脱けるんですが...。
どうやって「北北西」を知ることができたんでしょう?「帰らずの原」では方位磁針も役に立たないはずなのに。
たまたま運良く「帰らずの原」のはずれに戻れたんで、そこで方位磁針が使えたのでしょうか...?